2011-05-30

裸のラリーズ:雑誌記事「朝日ジャーナル」 Vol.24 No.14 (1982.4.2)

裸のラリーズ
この一五年間、メジャーな音楽産業といっさいかかわらず活動をつづけてきた。映像、照明、芳香を効果的に使い、ときには一曲に一時間もかけて、ポクを軽 いトリップ状態におとしいれる。どの曲も盛りあがることなく淡々と繰り返されるだけ。けれども不思議な優しさと狂ったような残虐性に満ちていて、息の詰ま るような存在感がある。みせかけの優しき、みせかけの過激さは足もとにも及ばない。(啓)

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